放送の「勝ち」の象徴 | ササキタイキの思うツボ
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放送の「勝ち」の象徴

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本日、フジテレビが、Googleの子会社であるYouTubeと業務提携を行い、同社サイトにチャンネルを開設、ニュース、バラエティ、アニメなど1500を超えるコンテンツを提供すると発表しました。

民放のYouTubeの提携では、総合的展開であればTOKYO MXが、ニュースジャンルならTBSテレビ朝日が先鞭をつけていますが、これだけのジャンルの展開は、フジテレビが言うように初でしょう。

コレがいわゆる、

「放送と通信の融合」

の結実なのか。もしくは自らの食い扶持の維持の為にウェブを信奉するライターが書きそうなテレビのネットへの敗北宣言なのか。

結論はまったくもって、

でしょう。ネットが放送を食ったどころか、逆にコンテンツプロバイダとしての放送の力を見せつけた結果と言えます。

フジテレビがYouTubeに入れ物を用意したとして、フジテレビには何の儲けもありません。よく知りませんがYouTubeからバナー広告のキックバックがあるとするのなら、それ位ではないでしょうか。

現実問題、YouTubeには儲けがあるどころかGoogleにとっては赤字事業の代表格です。

そしてそのコンテンツを豊富に提供できるのは、テレビ、いや、膨大な人口を抱える関東広域のキー局の電波というインフラから生み出された莫大な広告収入であるビジネスモデルには何ら変化はない。逆にそれだけの余裕があるからフジテレビはYouTubeにコンテンツを無料提供できるのだと言えます。

「放送と通信の融合」

なるものがかまびすしく言われていた頃、自分はそれはないと否定しました。

まず、放送インフラと通信インフラを同じ土壌にあげているのがナンセンスである事。

ユーザー数にその負荷を比例しない放送インフラは、北海道などの例外はあるとは言え、系列局回線と中継局網の維持だけで済み通信と比べてコスト面で格段に強力です。

そして通信インフラは肝心の災害時に脆弱です。放送の力を、阪神の震災でも東日本大震災でも見せつける結果となりました。

そして、キー局、準キー局、基幹局は60年という歴史を持ち、コンテンツ制作のノウハウを積み上げています。そして業界に入ってくるスタッフに受け継がれて行っている。これは一朝一夕では崩れないでしょう。

今回のフジテレビのYouTube参入は、

「放送と通信の融合」

はおろか

「放送の価値の象徴」

いや、言うなれば、

「放送の『勝ち』の象徴」

ではないかと。むろん、通信の世界にコンテンツ制作のノウハウが積み重なれば、安穏とはしていられないでしょう。でも、フジテレビという会社は、

「テレビがダメになったらウチは『モノ』を売ればいいんだ」

と言う事を、30年も前に言っていた会社ですから。何があろうともあと十数年は余裕だと思います。

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